サザエさんのお団子２　これが内部だ！

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ついに判明！サザエさんのお団子はこうして回っていた！

　先日、ふにゃふにゃ王国情報部がついにサザエさんのお団子の可動原理についての極秘情報を入手する事に成功した。そこには、驚くべき回転の秘密が記されていた！
　ここで、その驚愕の事実を公開しよう！

これが可動部分の仕組みだ！

<極秘ルートで入手した内部写真>

上の写真からわかる通り、なんとお団子の回転は特殊な装置により実現されていたのだ！
続いて、手許の資料に記載されている各機能の詳細を紹介しよう。

サザエレーダー		サザエモーター
周囲に存在するカメラから発せられる微弱な電波を検出する。　各お団子に一つづつ内蔵された計９台のレーダーにより、360°、全方位のカメラを瞬時に検知する事ができる。　100Km離れたカメラの動作もキャッチする。		頭頂部回転用モーター。正式名称は「540ブラックモーターカスタム」。　一秒間に地球を5周する速さで回転する。

サザエギヤ		サザエベアリング
モーターの回転動力を頭頂部に伝達する機構。３段階の変速が可能。特殊な摩擦制御構造により、モーターから頭頂部へ動力を伝達する時のエネルギーのロスはほとんどゼロに等しい。　地球上のどんなものよりも丈夫な材料で出来ている。		頭頂部と頭部本体との摩擦を軽減するための特殊ボールベアリング。完全な球体に特殊コーティングを施したボールにより、摩擦係数は限り無くゼロに近い。　自動車にこのベアリングを組み込めば、軽く押しただけでアラスカからペルーまで走る事ができる。

サザエエレキテル		サザエバッテリー
振動式高電圧発電装置。歩行によりコイル内の棒磁石が上下に振動し電流を発生させ、コイル上下に接続された増幅素子により増幅される。発生した電力はバッテリに貯えられる。　一日に単３乾電池10万本分の電気を発生させる。		回転システムに電力を供給するためのバッテリー。常にサザエエレキテルから充電されている。　一度充電すれば20年間充電しなくても電気が切れない。

サザエメモリー		サザエプロセッサ
サザエレーダー等から収集した周囲のデータと、頭頂部の回転などを制御するプログラムを格納するためのメモリ。　記憶容量は、日本人全員の記憶力を合わせたよりも大きい。		頭頂部回転から電力供給量の調整まで、システムの全てを制御するCPU。　性能はスーパーコンピューター5万台分。

サザエディップスイッチ
頭頂部の動作モードを設定するディップスイッチ。モードについての詳細な情報は未だ入手されていないが、「随意運動モード」「地上モード」「テストモード」などが存在するらしい。

<次回予告>
ついに暴かれた回転システムの脅威！その圧倒的なスペックは軍事目的で開発されたものなのか！？
そして、ディップスイッチに隠されたモードの謎とは！？
次回、団子三部作完結編、乞う御期待！